川嶋あい×YU Uchida「20th Anniversary Exhibition」の開催が決定‼
今回、デザインを担当したYU Uchidaとの驚きの関係を公開!
【奇跡の再会】【制作秘話】などボリューム満点でお届けいたします。
ベストアルバムのジャケットを担当するデザイナーを探していた時のこと、
ネットでたまたま見かけた幻想的な世界観に惹かれ、スタッフがすぐさま連絡をしました。
本社でデザイナーと顔合わせをする日、
顔を見るなり古くからいるスタッフが声を上げた。「ゆうちゃん!?」
そこに現れたのは、20年前川嶋あいを側で支えたスタッフの内田でした。
様々なめぐりあわせで、奇跡的な再会を果たした川嶋あいとYU Uchida。
今回は当時の想いなど事細かくインタビューを決行。
~川嶋あい20周年ベストアルバムのジャケット制作を依頼された時、
率直にどのように感じられましたか?~
20年ぶりに奇跡的再会をし、ただただびっくりしたの一言に尽きます。
またご一緒できて大変光栄です。20年を振り返り、過去作品の全ての中から
メッセージ性の強い楽曲をあいちゃん自身が全て選んで集めたアルバムであるため、
あいちゃんがイメージしているものを表現できるアルバムのジャケットにしたいと思いました。
~30曲分の想いを込めて制作されたとの事ですが、かなりの曲数だと思います。
どのように一曲一曲を表現されましたか?~
一曲一曲をジャケットで表現する時は、楽曲に込められた想いやイメージ、
キーワードなどをあいちゃんにヒヤリングして曲ごとのモチーフを決定し、
全体像のイメージを膨らませました。その過程から、イメージしたのが「成長」「軌跡」です。
そこから木や葉っぱにだんだんと光が灯っていくようなイメージで「光」をテーマに、
表情豊かな楽曲は鮮やかな「色」で表現しました。
~通常盤と初回盤がありますが、それぞれどのように違いを出されましたか?~
「成長」と「軌跡」、「光」と「色」というキーワードとテーマで考えると、
通常版は20年の成長を大樹で、これまでの楽曲は木に灯る鮮やかな光をイメージ、
初回盤は軌跡を振り返るように浮かぶ楽曲のモチーフと
暗闇の中でも聴く人の心を優しい光で導くようなアーティストのイメージにしました。
~実は、川嶋あいとは20年前に出会ったそうですが、
どのような経緯で関わることになったのでしょうか?~
20年前、音楽の専門学校でアーティストマネジメントを専攻していた時、
学科の先輩が当時まだ学生団体だったつばさレコーズの手伝いをしていて
その繋がりで事務所の手伝いをさせてもらい、路上スタッフとして関わったことがきっかけです。
~初めて川嶋あいの歌声を聴いた時、率直にどのようなイメージを持たれましたか?~
歌声を聞いた時は、力強い芯がありながら澄んでいて伸びやかで、
まさに『天使の歌声』だと思いました。路上ライブをすると誰もが思わず立ち止まってしまう、
スッと心に入ってくる歌声で、渋谷駅前での路上ライブはすぐに人だかりができ、
涙を流して感想を伝えてくれる方がいたりと、貴重な経験をさせてもらったなと思います。
~スタッフとして関わっていた期間の一番の思い出を教えてください~
2003年8月20日の初の820、渋谷公会堂でのワンマンライブです。
当日は舞台袖で早着替えを担当しており、
舞台袖から見たあいちゃんがステージに立った時の感動は今でも忘れられません。
渋谷公会堂でのワンマンライブを目指し、
路上ライブ1000回や自主制作CD手売り5000枚を目指して路上ライブを一緒にやってきました。
そのため、みんなで1つの大きな目標を達成できたことは強く印象に残っていますし、
音楽業界で仕事をするうえでの基盤になった貴重な経験です。
~当時と現在で、川嶋あいの変わったと思うところはありますか?~
単純に20年経っているので、お互い大人になったなと(笑)
音楽と真摯に向き合い続けてきた20年のキャリアを感じるような、
大御所アーティストの風格が増したなと思います。
一方、可愛らしさや柔らかさ、落ち着きのある穏やかな人柄は全く変わっていません。
~一番思い入れのある曲を教えてください~
「天使たちのメロディー」です。路上の天使、路上の歌姫といえば川嶋あいとなる曲です。
路上ライブでもとても人気があった曲で、一番人が立ち止まる曲というイメージです。
チラシを配りながら、CDを売りながら、ずっと聞いてきた思い出の曲です。
~川嶋あいというシンガーを一言で表すなら?~
川嶋あいというシンガーを一言で表すなら「変わらない光」です。
そこに変わらずいてくれるから救われるような、優しくてあたたかな光のようなアーティストです。
変わらずに、でも進化しながらアーティスト活動を続けるというのは簡単なことではないため、
すごい人だなと尊敬しています。
~20周年を迎える川嶋あいに一言お願いします~
20年前に路上ライブから渋谷公会堂に立つまでの奇跡のような、
素晴らしく濃い時間を一緒に過ごせたこと、
最後の渋谷公会堂ワンマンライブでまた時間を共有出来ることを大変嬉しく思い、
20年間ずっと音楽活動を続けてきたあいちゃんを尊敬しています。
またワンマンライブでの自分の世界観を発揮する表現を外し、
制作意欲やモチベーションがどのような形で表現されるのか今後の活動にワクワクしています。
柔らかくて穏やかな印象で、アーティストとしてはパワフルな人であるため、
これから表現していく作品や世界観、新たなチャレンジなど、
今までにないあいちゃんを見るのが楽しみです。
これからの音楽人生も素晴らしいものになるよう願っております。
~今回8月20日に展示を開催されますが、どのようなテーマで開催されますか?
裏テーマや注目ポイントがありましたらお聞かせください。~
テーマとして、アルバムジャケットの原画やブックレット用に制作した作品画など、
20周年ベストアルバムをテーマに展示予定です。裏テーマとしては、
唯一無二の「ファンタジーコラージュ」という表現で作品を制作しました。
ライブ当日が初展示で最初で最後の展示であることが注目ポイントです。
~最後に、8月20日のライブ、そして展示を楽しみにされている方々に
メッセージをいただければと思います~
ファンのみなさまにとっても大切で特別な日に、20周年を振り返る同じ空間、
同じ時間を共有できることを大変嬉しく思っております。
川嶋あいを支えてくださるファンのみなさまがいたからこそ、
今回このようなご縁と機会をいただけたのだと感謝しております。
コラージュアーティストとしてはまだ駆け出しですが、
私なりに心を込めて表現させていただいた川嶋あい20周年アートを、
会場にお越しいただけるみなさまに少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
▼YU Uchidaプロフィール
福島県 南相馬市生まれ。2021年11月からフォトコラージュ制作とInstagramへの毎日投稿を開始。
わずか1週間でイタリアのデジタルアートギャラリ―から声がかかる。
12月にミラノ・スペイン同時開催の国際デジタル展示会に初参加。
異例の速さで海外でフォトコラージュアーティストとしてデビュー。
自然×人工物×デジタルの素材を使い、写真と絵の中間のようなテイストで創り出すファンタジーアートが特徴。
一点一点、ゆっくりと、絵に隠された要素が見る者の視線の先に明らかにされる、
まさにナレーションのような作品だと称される。
思考の旅を楽しむような感覚を味わえる唯一無二のファンタジーコラージュアーティスト。
▼YU Uchidaオフィシャルサイト
https://lobweb.com
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【アート展情報】
「20th Anniversary Exhibition」
日程:2023年8月20日(日)
会場:LINE CUBE SHIBUYA
先行開場:12:00-13:00
開場:16:30